ダイバーシティへの取り組み
日本精機の成長を支えているのは、多様な人材の活躍です。
年齢や性別、人種、国籍、障がいの有無に関わらず、それぞれの個性と能力を発揮できる環境を作っています。
また、様々なライフステージの社員がワーク・ライフ・バランスを実現できるように、各種制度を充実させています。
01.活躍のフィールドを拡げる環境整備

障がいを持つ社員の活躍
一言で障がいといっても、できることや能力は千差万別であり、それもまた一つの個性です。画一的な業務を用意するのではなく、製造現場や設計・設計補助、事務管理系など、個々のポテンシャルを発揮できる環境で成長に繋げています。

外国人社員の活躍
グローバルな事業展開をする日本精機にとって、言語や文化など異なるバックボーンを持つ人材は期待を寄せる貴重な存在です。適性に合わせた部署や業務の中で、それぞれが目標を持ちながら、スキルを活かして活躍をしています。
02.女性活躍・次世代育成支援
全社員がいきいきと働くことができる職場環境を目指して
全社員が仕事と生活の双方を両立し、より高いモチベーションでより高いパフォーマンスを発揮しながら働き続けられることを目指し、女性労働者の活躍はもちろん、男女ともに次代の社会を担う子どもを育てやすい環境整備を行うために様々な取り組みを行っています。
当社は仕事と介護・育児などが両立できるように職場環境の整備などを推進する企業を認定・支援する新潟県「ハッピーパートナー企業(新潟県男女共同参画推進企業)」に登録し、「パパ・ママ子育て応援プラス認定」がされています。

- 女性、若手社員のキャリアアップを目的とした研修の実施
- 女性リーダーシップ研修、若手社員向けキャリア形成セミナーなどの研修に参加できます。
- 多様なキャリアコースの整備
- 非正社員から正社員への転換や、過去に在籍した社員の正社員としての再雇用などの実績があります。
- 女性の積極採用(新卒/キャリア)
- 女性学生限定のイベント実施などの取り組みを行っています。
- ノー残業デーの導入、社内システムのIT化・自動化による所定外労働時間の削減
- 毎週2日(水曜・金曜日)をノー残業デーとし、制度面からも所定外労働時間の削減に力を注いでいます。
えるぼし認定
2022年9月14日付で女性活躍推進法に基づく認定(通称:「えるぼし認定」)で、最高位である3段階目の認定を取得しました。この制度は、女性活躍推進に関する取り組みの行動計画の策定・届出を行った企業のうち、取り組みの実施状況が優良な企業が、厚生労働大臣より認定を受けるものです。当社は、正社員に占める女性社員の割合や、女性管理職比率が産業ごとの平均値以上であること、平均勤続年数に男女差が少ないこと等が評価されています。
女性活躍推進に関わる各種データを公表しております。


03.各種制度の充実
勤務時間に関する制度
全社員に長く働いてもらえるよう、様々な制度を導入。代表的なものをご紹介します。
- フレックスタイム制度
- 担当している業務や部署の状況に合わせて、1日の始業・終業時刻を自由に繰り上げ・繰り下げできる制度です。
- 時間単位の有給制度
- 全ての従業員を対象に時間単位で有給を取得することができる制度です。
- 育児短時間勤務
- 子供が3歳になるまでの期間、短時間勤務(5時間55分)を選択することができます。
- 育児・介護のための残業免除
- 申請をすれば、育児や介護を理由として所定外労働が免除されます。
休暇・休業に関する制度
有給休暇以外の休暇・休業制度のうち代表的なものをご紹介します。
- 結婚休暇
- 社員本人が結婚した際に、6日間の連続休暇を取得できます。会社休日とは通算しないので、長期休暇などと組み合わせて新婚旅行を満喫する社員も多いです。
- 母性健康管理のための休暇
- 妊娠中または出産から1年以内の女性社員が、妊産婦のための指導・検診を受ける場合、休暇の取得や職場のサポートを受けることができます。
- 出産休暇
- 出産予定日前の6週間(多胎妊娠の場合は14週間)から出産後の8週間の期間、休暇を取得できます。
- 配偶者出産休暇
- 配偶者が出産する際に、2日間の休暇を取得できます。
- 看護休暇
- 小学校就学前の子供が病気やけがによって看護が必要になった場合、年間5日間の休暇を取得できます。
- 育児休業
子供が1歳になるまで、育児のために休業をすることができます。女性社員の復職率は100%です。また、男性の育児休業取得も増えています。
【イクメン応援宣言企業に登録しています】
新潟県が、男性労働者の育児休業等の取得促進に取り組む企業を登録する「イクメン応援宣言企業(新潟県男性育児休業等応援宣言企業)」に、当社も登録しています。「仕事も子育てもどちらも頑張りたい」と考える男性の気持ちに応え、職場作りに取り組んでいます。
- 介護休業
要介護状態にある家族の介護のための休業制度です。申し出により、通算6カ月までの休業を取得できます。会社の承認により、さらに1年延長できる場合もあります。
※一部、試用期間中(入社後6ヶ月)は適用にならない制度もあります。
※従事する業務内容によって、制度が適用されない職場もあります。
SPECIAL INTERVIEW
男性社員
育児休業取得者の声

- 飯田 賢徳Iida Yoshinori
- 人事シェアードサービス部 労務 シニアマネジャー
明治学院大学 経済学部 経済学科 卒業
1997年 新卒入社
育児生活をいい形でスタートすることができました。
ゴールデンウィークや土日と組み合わせて合計18日間の育休を取得しました。時期は、里帰り出産をした妻が実家から戻ってくるタイミングに。大きな節目で休みを取れたことは、その後の生活スタイルを確立する上でも大きな意味がありましたね。子供をお風呂に入れたり、オムツを変えたり、家事を分担したり。育児はこんなに大変なのかと驚きました。妻も当社の社員なのですが、「助かった」と言ってくれています。
入社当初から給与計算を一筋でやってきて20年間が経ちますが、毎月、私を含めた4名のスタッフで約2000人分の毎月の給与額の算出をしています。お客さまと直接会ったり、売上を生むような仕事ではないですが、金額が間違っていたり、支給日に間に合わなかったりしたら、大変な問題になってしまいます。いわば、当たり前を支える仕事。
私は男性管理職では初めての育休取得だったため、正直長期休業に迷いはありましたが、上司や部下の後押しもあって実現することができました。育休に限らず、何か事情があって仕事を休んだりセーブしたい人を、周囲がバックアップできる体制があることはとても重要。私はフォローをしてもらった側なので、今度は別の誰かをフォローする番です。そういった循環を上手く回しながら、日本精機をより良い会社にしていきたいなと思います。